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- 症状 物忘れがあり、他者に対し暴言・暴力がある。等級併合4級
- 初回申請
- 愛媛県
- 30代
- 男性
ご依頼の経緯
自転車で一般道路を走行中、出会い頭で車に接触、頭部外傷しました。
受傷後転居し、病院も転院しました。転院先の医師は、以前受診していた医師と全く違うことを言うので信用できません。
この先どうすれば良いかわからず、ホームページを見て電話しました。
経過と解決
愛媛県で面談後受任しました。
受傷後、物覚えが悪くなり、集中力も低下され、そのことを医師に伝えられたのですが「交通事故によるストレスによるもの。」と言われ、取り合ってもらえなかったそうです。
任意保険会社も自分のスピードで物事を進めようとされ、ご本人は、そのことにもストレスを感じておられました。
また、通院されている病院は診療情報提供書を書くのにさえ非協力的でした。
まずは、任意保険会社とのやり取りは書面で行うように提案しました。
通院されている病院に検査を依頼しても、その後の協力を得ることは難しいと考え、他病院での検査・診断を提案しました。
私たちへの応対は非常に丁寧なのですが、受任中、刑事事件をおこされたことから、何かの拍子に他者に対する暴言・暴力があることが如実にわかりました。
転院先の病院で検査していただき、後遺障害等級申請。併合4級が認定されました。
交通事故・後遺障害サポートセンターより

交通事故で高次脳機能障害になられた方で、任意保険会社や病院との関係を良好に保て無い方がおられます。
(私たちから見て)任意保険会社や病院に問題がある場合もあるのですが、なかには、ご本人の暴言等のため、病院が非協力的になることもあります。
私たちに応対される時は非常に紳士的なのでわかりにくいのですが、何かをきっかけに暴力的になられるようです。
その「何か」が人それぞれ違うので、余計にわかりにくくなります。
高次脳機能障害は100人いれば100通りの症状があると言われています。
記憶障害はあるが他には何の問題も無い。ということはなく、記憶障害・遂行機能障害・注意障害・社会的行動障害等、程度の差はあるものの、様々な障害が出ると言われています。
ご自身の障害を認識されるためにも、的確な検査をされることが必要だと思っています。