- 症状 受傷後、落ち着きがなくなり、幼児のように母親にべたべたするようになりましたし、成績も下がりました。 3歳でおねしょをしなくなっていたのですが、受傷後、度々するようになりました。等級7級4号
- 初回申請
- 大阪府
- 10代未満
- 男性
ご依頼の経緯
小学校に登校中、横断歩道を渡っている時に車にはねられ頭部を受傷しました。
受傷前は友達が多く、周囲のことに気配りできる子どもでした。
成績もクラスでトップクラスで、担任の先生にも信頼されていました。受傷後、落ち着きがなくなり、幼児のように母親にべたべたするようになりましたし、成績も下がりました。3歳でおねしょをしなくなっていたのですが、受傷後、度々するようになりました。
病院を何箇所か受診し、落ち着きがなくなったことやおねしょをすることを伝えるのですが、「まだ子どもだから。」と言われ、検査をしていただけません。
医師との関係に悩み、ホームページをみて相談しました。
経過と解決
大阪府で面談し受任しました。
ご本人は見た目は普通の男の子でした。
ご両親のお話では、以前はそんなことは無かったのですが、買い物に行ったとき等に知らない大人に自分から話しかけることが多く、驚いていると言われていました。
お友達の親御さんには、最近幼い行動をとることや、友達との約束を忘れることが多いことを指摘されるそうです。
成績もどんどん下がるので医師に伝えるのですが取り合ってもらえないと言われていました。ご両親もご祖父母も受傷後の変化を感じておられるのですが、誰も耳を貸してくれないと嘆いておられました。
ご両親からお話を詳しくお聞きし、適正な検査を施行・判断してくださる病院を探し後遺障害等級申請。7級4号が認定されました。
交通事故・後遺障害サポートセンターより
子どもさんの場合も高齢者の方同様に「落ち着きがないのは子どもだから。」等と年齢が原因だと言われることがあるようです。
ご家族が「前とは違う。」と言われても、検査さえされないこともあります。
別の方でご家族が「目つきが変わった。」と言われていた方もいらっしゃいました。
受傷前の目つきを医学的に計測されている方はいらっしゃらないでしょうし、目つきの受傷前後の変化を医学的に証明することは不可能だと思います。
医師も私たち士業も、受傷後の様子しかわかりません。
受傷前後の変化をご存知なのは、ご家族や親しいご友人だけです。
後遺障害等級申請は書類審査のみで、面談があり、口頭で現状を伝えるということはできません。
ご家族やご友人のお話を詳しくお聞きし、受傷前後の変化を、正確に、かつ、医学的に証明し自賠責保険会社に伝えるのが弊法人の役割です。